一昨日ののNHK番組「クローズアップ現代・母親の後悔」で放送された内容によると、
18歳～70代の母親6千人超にネットで調査したところ、3人に1人が
「母親にならなければよかったと思ったことがある」と答えたとのこと。
正直、衝撃でした…。

お客様にもよくお話しするのですが、「表だけのコイン」「裏だけのコイン」が存在しないように、どのような出来事にも表と裏が必ず存在します。
女性の人生の中で、最も大きなイベントともいえる出産についても同じこと。
妊娠すること自体に大変な苦労や努力がいる現代で、出産し母親になるということは、単純に嬉しいとか幸せとかで表しきれない感動があるはずです。
そこには、命を生み出す喜びや自分と同じ血が流れる存在の大きさ、必要とされる充実感、与え与えられる愛情、育児の中で得られる人としての成長、女性に当たる人生最高の光とも言えるかもしれません。

そして、そこには、ちゃんと影も存在します。
その小さな命を守る重圧、なくなる自由、未経験の生活、思い通りにならない育児、予定通りに進まない日常…。
光が眩い分、影も大きく暗いのは必然です。

表と裏、光と影、どちらを意識するかで感じ方、捉え方が大きく変わります。
影の部分を見続けたなら、「産まなければ良かった」になっても仕方ないのかもしれません。

あなたは、どちらを意識して生きていきたいですか？