なかやまいんど春号・表
今回は、勇気を持って(笑)東洋医学からの情報を載せました。
漢方薬は、医療機関でも使われることが増えましたので、皆さんにも身近なものになってきた感じがしますが、東洋医学、東洋哲学となると話は別のようで・・・。
「怪しい」とか「よくわからない」というご意見が少なくないように思います。
医療機関で一般的に使われる漢方薬は、症状のために使われる、つまり対症療法に近いものかと思います。
例えば、血行不良の女性には当帰芍薬散、とか、風邪の引き始めには葛根湯というように、ちょっと体に優しい薬くらいの認識ではないでしょうか。
一方、東洋医学、東洋哲学に則った漢方処方は、症状だけではなく、そもそもの体から診ていきます。その時に、判断材料として使うのが「陰陽」「五行」「気血水」などのような物差しです。私も、皆様のお話を伺いながら、この物差しに則って選薬します。病院で血液検査、MRI、レントゲンなど様々な判断材料を使うのと同様です。
特に、陰陽五行は人間の体だけでなく自然界のあらゆるものをみる判断材料に使われ、それを用いてこれから先のことも見ていこう、というのが「運気」です。今年はこういう年になりますよーとか、こういうことに注意しましょうねーという感じです。
過去のデータや雲の動きやあらゆる気象情報を利用して天気予報をするのと似ています。健やかに心地よく生活するヒントになりますよ。
ということで、その辺りをわかりやすく書いてみた!つもりです。
どうぞ、ご笑覧ください。
なかやまいんど233 春号・表
