女性ホルモンは、毎月波のように巡ってきます。
卵胞ホルモンの波が押し寄せ、卵胞が十分に成熟したところで排卵します。
排卵した後の黄体からは、今度は黄体ホルモンの波が来て着床しやすい子宮内膜を作りあげます。
赤ちゃんが授かるためには、当然のようにこの波を意識し、排卵に合わせてタイミングをとりますよね。
(実際には排卵する2~3日前にタイミングをとることが大事です)
逆にいうと、妊娠をするためには、排卵と関係のない時期に闇雲にタイミングをとっても妊娠には結びつかないということです。
これは、毎月の女性ホルモンの流れの話ですが、この波のようなものが目に見えない形で存在しているように思います。
例えば、「毎年11月になると調子が悪い」とか「なんとなく毎年2月は、気が滅入る」とか…。
それは、季節の問題ばかりでなく、その方の持つ波のようなものです。
これを「運気」という言い方をしたりもしますね。
排卵のタイミングをつかめるとうまく妊娠できるように、心身共に調子が良いタイミングで物事をすすめるとあっさり上手くいったりします。
ずっと、運気が悪い人も、ずっと運気が良い人もいません。波のように、沈んだり上がったりするだけです。
大切なことは、いい波が来た時に、上手に乗れるようにしっかり準備することです。
妊娠も。人生も。